裁判所から支払督促が届いたら

支払督促に悩む男性

裁判所から自宅へ『支払督促』が届いたんだけど、これって無視するとまずいものなの?今まで消費者金融やクレジットカード会社から届いてた督促状とは全然違うから、どう対応すれば良いのか分からないんだけど…。


金融会社や信販会社に借金しており、その支払いが遅れ続けると最終的には裁判所から『支払督促』という郵便が届くことになります。


テレビドラマや映画でもよく登場する通知ですので、言葉だけは聞いたことがある方も多いかもしれません。しかし、実際に手にするというのは、今回が初めてという人も多いはずです。


では、この『支払督促』とは、一体どのようなものなのでしょうか?

支払督促とは

支払督促
まず、インターネット上のフリー百科事典ウィキペディアを調べる限り支払督促の項目については、以下のような説明です。

支払督促(しはらいとくそく)とは、日本の民事司法制度の一つであり、債権者の申立てに基づき、債務者に金銭の支払等をするよう督促する旨の裁判所書記官の処分をいう(このような処分を記載した裁判所書記官作成の文書を指すこともある。)。


正直、これでは意味が分かりませんよね。もう少し分かりやすく解説すると、『あなたの借金の返済が遅れているので、このまま元金・利息・遅れた分の利息を返してくれないのなら、法律の力を借りてでも返済してもらいます!』という意味の通達です。


これまでも消費者金融から督促電話があり、ずっと無視し続けていた方も多いかと思います。しかし、支払督促は裁判所から届く法的に有効な通知のため、無視しても何も良いことは何ひとつありません。


もし、支払督促を無視してそのままの状態を放置すれば、金融会社側はあなたに対して『強制執行』をできるようになるんですね※。

※ 支払督促を2週間放置したあとに、強制執行の準備段階として『仮執行宣言付きの支払督促』が届き、その後に債権者は強制執行が可能となります。


そうなってしまうと、あなたの給与・資産は差し押さえられてしまい、強制的に『元金・利息・遅延損害金』を支払わされることになります。

借金が辛い
もちろん、給料差し押さえられることは、裁判所から会社に対して連絡がいくため、あなたが強制執行をされることは勤め先にもバレてしまいます。しかも、給料を手にすることができないのですから、家族にばれるのも時間の問題でしょう。


では、そのような最悪な事態を防ぐために、支払督促が届いたときにはどのような対応をとれば良いのでしょうか?


支払督促に対する正しい対応方法は、次の紹介する2つの方法しかありません。

支払督促に対する正しい対応方法

1.滞納分と延滞利息を一括で返済する

お金を返す
まず1つ目の方法は、支払督促の通達から2週間以内に消費者金融やクレジット会社から請求されている『滞納分(元金・利息)、遅延損害金(延滞利息)』を一括で返済する方法です。


ただし、『返すお金があれば、初めから返済してるよ!』とおっしゃる方がほとんどだと思います。もちろん、すぐには返済することができない場合の対策もきちんとあります。それが次の紹介する『異議申し立て』です。

2.2週間以内に異議申し立てをする

弁護士
裁判所から送られてきた支払督促の内容に納得ができない場合、通達から2週間以内でしたら『異議申し立て』をすることができます。


これにより強制執行を手続きは一度ストップします。なお、異議申し立てをした後は、裁判所にて業者と今後の借金の返済方法については話合いをするという流れです。


ただし、異議申し立てをするためには専用書類での手続きが必要ですし、その後も裁判所から自宅へ届く『訴状』、『答弁書』などに目を通して、対応をしなくてはいけません。また、申し立てする内容について口頭弁論も必要となります。


それらの内容は、借金問題に詳しくない一般人がすぐにできるようなことではありません。ですので、異議申し立てをする場合には、まず借金問題もプロである弁護士に相談することが大切です。


それに、借金問題や債務整理に強い弁護士の場合、金融会社との交渉がスムーズにいくため、今後の借金返済計画についても、無理のなく返せる計画になるケースがほとんどです。


ですので、支払督促の通知が届いたけど、返済する余裕が今のところ無いという方は、2週間の期限が超えない内にすぐに弁護士に相談することをおすすめします。


なお、借金問題に強い弁護士が在籍していて、初回無料相談が可能な法律事務所には、以下で紹介する『弁護士法人F&S』や『アヴァンス法務事務所』があります。

借金問題に強い法律事務所

1.リヴラ総合法律事務所

※ 費用が1年間分割可能な法律事務所。依頼料が心配な方におすすめ
リブラ法律事務所
⇒ 無料相談の申し込みはこちら

相談は無料・全国対応が可能な法律事務所。また、1年間の分割即時対応が可能なため、支払の余裕が無い方には、おすすめの法律事務所です。



2・アヴァンス法務事務所

※ 過払い請求の減額報酬が0円の法律事務所。多額の過払いがある方におすすめ
アヴァンス法律事務所
⇒ 無料相談の申し込みはこちら

初回相談無料・全国対応が可能で年中無休。過払い請求の減額報酬が0円のため、過去にグレー金利(借金10万円以上100万円未満なら利息18%以上)を支払っていた債務者には、依頼するメリットの大きい事務所です。



また、支払督促に異議を申立てることに対して、消費者金融やクレジットカード会社に申し訳ないと思う方が少なからずいます。しかし、その考えは大きな間違いです。借金を返せないのは、借りた側だけでなく、そのお金を貸した側にもあります。


それに、督促に対しての『異議申し立て』は、債務者に与えられた権利です。むしろ、裁判所からの督促を無視することの方が悪い行為です。また、強制執行をされた場合には、あなただけでなく家族が悲しむ結果になりかねません。


そんなことにならないためにも、返済する目途が立たない場合には、期限がすぎない内にすぐに弁護士に相談するようにしてください。弁護士に相談すれば、家族に内緒のままで借金問題を解決する方法についても、アドバイスをしてくれますからね。